2025.03.31
MEDIA
ネットフリックスが新しいシリーズ「スキャンダル(仮・原題)」の製作を確定し、ソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナまで期待を高めるキャスティングラインナップを公開した。「スキャンダル(仮・原題)」は 朝鮮時代、優れた才能を持つ女性“チョ氏夫人”と朝鮮最高のプレイボーイ“チョ・ウォン”が繰り広げる大胆で危険な愛の賭けごと、そしてその賭けごとに絡み合う女性“ヒヨン”の話を描いたドラマだ。
2003年に公開された韓国映画『スキャンダル』を原作とする。フランス大革命直前、陰謀と破滅に乱れたフランス上流社会の姿を描いたピエール・ショデルロ・ド・ラクロの恋愛小説 "危険な関係" を恋愛も誘惑も禁止されていた朝鮮時代に移してきた。両班同士の致命的な誘惑と裏切り、復讐にまみれた物語を美しく不埒に描き出し、観客から好評を得た。五感を虜にする叙事と美しい衣装および美術で大きな愛を受けた原作がネットフリックスシリーズでどのように進化するのか期待が高まる。
「スキャンダル」は欲望を持つこと自体がタブー視されていた朝鮮時代を背景に、厳格な秩序に逆らうかのように不埒な愛と誘惑の賭けを繰り広げる彼らの話を描き出す予定だ。
俳優ソン・イェジンは優れた才能と魅力を備えているが、女性という立場から何もできない時代的背景に対抗して裏の愛の賭けを繰り広げる“チョ氏夫人”役を演じる。
“チョ氏夫人”は自身を慕う“チョ・ウォン”に誘惑の賭けを提案し、最高の戦略家らしい面貌を見せる。朝鮮最高のプレイボーイであり、出世より快楽と面白さを追求する“チョ・ウォン”役はネットフリックスシリーズ「アンナラスマナラ -魔法の旋律-」、映画『リボルバー』、ドラマ「都会の男女の恋愛法」、「あやしいパートナー〜Destiny Lovers〜」等を通じて強烈さと柔らかさを行き来する演技を披露したチ・チャンウクが演じる。
“チョ・ウォン”は愛を信じず恋愛だけを楽しむ魅力的な男で、“チョ氏夫人”の心を得るために手段と方法を選ばずに賭けに飛び込む。ナナは自身に接近する“チョ・ウォン”を断ち切ろうとするが、だんだん彼に惹かれていく複雑な内面を見せる人物“ヒヨン”役を引き受けた。
一方「スキャンダル」の演出と脚本はチョン・ジウ監督が引き受けた。微妙な感情線と心理、危険な関係性を密度高く照明し、作品ごとに俳優たちの魅力を引き出してきたチョン・ジウ監督の描く「スキャンダル」が期待される。ここにイ・スンヨン作家とアン・ヘソン作家が脚本に加わり、映画『パイロット(原題)』、『聴説(原題)』、『ユ・ヨルの音楽アルバム』、『無垢なる証人』、『ミッドナイト・ランナー 』など多様なジャンルの作品を披露したムビラクが製作を引き受け信頼が高まる。製作確定と共にソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナが披露するユニークな掛け合いで期待を集める「スキャンダル(仮・原題)」は、ネットフリックスで公開される。
写真提供:SPRING COMPANY
出処:SPRING COMPANY